御船祭り

鳥羽市松尾町の青野峰山にある正福寺の御船祭りの日で、昨日よりまくって吹く北風をかわしつつ、午前8時妻の運転する車で家をっでた。この国が海国日本島国日本の時は海運や漁業が盛んで、少年の頃に父親に連れられて行ったときはものすごい人出であった。境内は勿論山門付近から山麓まで出店があって、せがんで買ってもらったお菓子を食べながら下山したのを曖昧模糊として記憶しています。漁師や海女それに海運関係者などが多数で、持ち込んだ大漁旗を掲げてもらって鼻高々にしている関係者もいた。平成の後半から起こった黒潮大蛇行によって海流異変や高水温があって海の生態系が変わってきて漁業者は大打撃で、、こんな状態では後継者も生活を維持できなく、親のほうから別な職を探すように話をしているというのを聞いた。そのためか人出も少なく駐車場もがら空きで難なく駐車っできた。 この山ははるかな昔に僧行基が開祖したという。聞いた話やけど、紀伊国屋文左衛門や大黒屋光太夫も海上の安全を祈願して奉納したという、、、当時は山を見て航走る地文航法と天文を見て航走天文航法で気象は自らの体験やったから多くの船員が神信心をした。熊野灘を東航する船は紀伊の山の連なりより一番東にあるこの山を、西航船は三河の山が切れてから一番最初に見るこの山を  ああ志摩の青野峰山やと確信っして走ったんやろな、、この山頂で焚いていた燈明に救われたはなしをいくつか聞いた。、その御船祭りに行って海上安全を祈願してきました。  天候や海況が悪く出船はしておりません。収まれば出船します。よろしくです。

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