小春日和

陰暦10月を神無月と言いその月の穏やかな日を小春日和と言います。今日がそうで穏やかでした。ただこの日になると、未明の気温と日中の気温の差が10度を超える時がある。未明3時戸外に出る習性となっている観天望気をするに首を上にあげると満天星空です。天空にカペラ、その下にオリオン座のリゲル、ペテルギュウス。囲まれた3っ星を南東に伸ばすとシリュウス。北十字星、、北の空に指極星の北斗七星、、若い頃、マグロ船の船長をしていて船位決定にこれらの星のお世話になった。六分器なる機器で高度を図って表計算で位置の線を出し2本の線が交わったとこが船位として決定してケープの沖から大西洋まで入っていった事がある。大過なく過ぎた青春の頃を思い出しながら見ていたら寒くなって急いで上着を着た。午前5時半出港しお客さんに釣りをさせる。太陽の上昇とともに汗ばんで上着を脱ぐことになる。納竿して港に着岸すると小春日和ゆえに汗ばんでくる。、、、今日現在の志摩沖の水温は22.7度、、、魚は喰い立っています。

雨の日曜日

昨夜から降り出した雨は強弱を繰り返しながら今も降っています。西側にある低気圧に向かって吹く強風を伴っています。 なすすべもなく終日家で過ごしています。11月の下句の雨で気温はその割に下がっていないけど寒いです。これから一雨ごとに寒くなってきますで御身大切に過ごしてください。海のほうもあれています。熊野灘の北東辺に位置する我が半島は東から南寄りの風に弱い影になるとこらがないで風雨がまともに当たるから、、でも待てば海路の日和ありというで待ちますし待たねばしょうがないし、、、魚が喰い立っての日曜日やで残念やけど、、、

彼岸

今日は秋の彼岸です。

通常の時やると、未明に親の墓参りを済ませてから出港し、海が荒れているときは朝食後妻と連れ立って墓参りに行くが、、今日は朝からの風浪に加えての豪雨で、俗にいう目も鼻も開いてていられないほどの豪雨で行けなかった。熊野灘の北東部に位置し四面海に囲まれているわが故郷はその分水捌けがよく、過去から現在まで浸水被害は多くない、、が、雨が降るとやはりたまる、、特に午後からよく降った、、気象情報では短時間大雨情報が発令されていて玄関を出たらものすごい雨やった、、塩分濃度が濃く、高水温に移行していたわがホームグランドの志摩沖もこれで通常に戻るのだろうか?。そうであればいいけど、、、先の台風が日本海側を通ったもんやからそれに向かって南寄りの風が吹いて草木が黒く潮るれたのが今回の大雨で洗ってくれたんやろかと思っています。明日も出港しないで妻と墓参りに行くつもりです。彼岸の中日は過ぎたけどまだ彼岸やよってに、、先の台風を警戒して英虞湾から廻航してきたばっかでまだ漁に出ていません。、、、

中秋の名月

昨日は15夜、、いわゆる中秋の名月で、、なんでか月夜の夜は幼い時から眠れない時が多かった。その習性で昨日も久方ぶりの15夜を堪能した。晩酌にビールをたらふく飲んだけど、、月を見ながらは物足りず酒にした。熊野灘から上がる月を見ながら来し方を来し方を振り返り、飲んだ。ラジオ深夜便で森田美由紀さんの声も久方ぶりに聞きながら、、明け方まで、、ものの本で読んだ話やけど、大昔は人生20年くらいやったとか?。平安時代に50年、その後伸びて、今80年か?。だとしたら、、、まだだいぶある、、月を見ながら飲んだ。、、、自負やけど、、よく働いてよく飲む,、酒量は親父を超えている、、、昭和に生まれて平成を過ぎて今令和、、物心つくときは国破れ山河在りの時代で,山河河川を遊びまわっていて、過ぎた。詮無い事やけど、、、いろいろ思いながら月を酒の友として飲んだ。

土佐鰹船団の記録

テレビもラジオも nhk オンリーであってよく聞くしよく見る。今日18時10分からbsでその画像を放映していた。晩酌の量を増やしながら見ていた。あの映像は約40年位前の私が辞める前後の画像であった。大型漁船が巻き網に追い詰められて、、小型のカツオ漁船が増えてきたころの、、、私は、熊野灘の北東部にあって前後を海に囲まれた地区に貧乏人の子だくさんの家庭に産し、口減らしと稼ぎのために漁船に掘り込まれた。当時の漁船は日本近海に鰹が北上してくるのを待つというやり方で秋風が吹いてくると近海からインド洋のマグロ漁をするのが常で一年中鰹を追うのは船が大きくなってきた昭和40年ころからであった。アメリカのベトナム戦争等もあって一年生の時は年15万円くらいの配当やったのがうなぎ上りに上がってびっくりするような配当を受けたが、みな家の金で小遣いにも不足した。二十歳の時に海技免状を取得して船長になって1.5の配当を受けたときに父親に直ダンバンして大目に使えるようになった。1月初頭長崎県の佐世保港で鰹のえさになるいわしを積んで出港し、黒潮に乗る鰹を追って秋風が吹く三陸まで、多くの港に入った。乗船記録も20年を超えた。乗船した船が高額配当のある優秀船で、、漁労長の腕もあったが天体観測に抜きんでていた私にもよってという自負がある。今と違って電波計器もいまいちやったから、、故に一番多いときの配当は1.8やった。300万の配当やると540万を受けた。その代わり税金も高く、長男の保育料が同じクラスにいた兄の子の2倍であった。、、いつの時代にも波があって、、社会情勢もあって今和具にある漁船も乗組員が不足している。政府が進める働き方改革、子育て改革、女性の活動範囲等を考えると男の仕事場が制限される。思えばいい時代に、、昭和の時代でよかったと飲みながら画像を見ていた。接近する台風で休んでいます。、、

笹舟流し

熊野灘の北東辺に位置し南北に短い東西に長い前島半島は海の恩恵を十二分に受けた潮の匂いのする町です。猫の額の様な土地を耕して多くの歳月を費やして実のなる時を待つより小高い丘の上に登れば前後に海を見渡せる土地に住む人々は古来より海に食を求めた。男は漁師女は海女として栄えた町で仏さんも海からくるということで今日8月6日笹舟流しをする。未明から曇天時折薄日が差したが11時ころからバケツをひっくり返したような雨が14時ころまで降った。上がったのを見計らったのかそれから、親子か隣人を誘ってからか三々五々として浜に向かう人々を見た。以前はお盆一杯の笹舟を作って流したが自治会からの要望で各戸1パイにした。海に流すがゆえに引き汐の時に投げるようにして、、、先祖さんはその船に乗って各戸に来ると言われる。明日からお盆、ちなみに明日は7日盆という。このお盆の行事は16日まで、私が子供の頃は何の娯楽がなかったので20日盆までしたが今は16日まで、、15日にしょうろさんを送って安全に帰ったのを確信して16日まで、、、我が家は分家ゆえに、本家の兄の家がする。  人々の浜での笹舟流しの行事を見ていた。

千秋楽

今日は大相撲名古屋場所の千秋楽でした。過去に子供に連れられて観覧したことがあった。私が15歳数か月で参加したマグロ船の最終日も千秋楽と言った。過酷な仕事やったけどそれなりに実入りがあって、マグロ船に乗らなければ漁師やないと言われた。その時代は春先から秋口までが鰹で冬場はインド洋のマグロが主やった。1日4時間くらいの睡眠で3日に1度8時間くらい寝られた。見渡すものは青い海と青い空だけで,漁があれば問題ないが不良が続くと人間関係がこじれて一触即発になる時があった。往復40日操業30数日、、焼津港に水揚げして廻航し、浜島港でドックした。その折に先輩に口説かれて、、あんな苦しみをしたんやから息抜きも、、と誘われて、バーに入った、その店のママの兄は和具中学の先生をしていると聞いたので呼び出してしたたか飲んだ、その時の先生の給料は3万円と少し、、過酷やったけど先生の3倍くらいはもらったと自己満足した。先生が帰った後気が抜けたのか前後不覚になって、、気が付いたらママと同衾していた。お互いが生まれたそのままで、、これは、責任を取って、、結婚の話をしたら、、、バカ、私は結婚しているんよ、、言われた記憶がある、、要は千秋楽良きも悪きも区切りをつけて前に向かって、、、

梅雨明け10日

我がカネヤマ気象台で梅雨明けを宣言したのが26日

族に梅雨明け10日と言って降水量の少ない日が続くことをいうのだが、、

猛暑を通り越して炎暑の日が続いたが6日間でまたぐずついてきた。

接近する台風4号の影響もあるんやけど、、異常気象というのが的を得てるかもです。

午前3時ころからぽつぽつと降り出し納竿するまでしずくを垂らしていた。

台風が通過するまでこのような気象やと思う御身大切に過ごしてください。

梅雨明け

未明3時半頃に戸外に出た。習性となっている観天望気をするに首を上にあげたけど曇天でできず、南寄りの風を体に受けて沖合の布施田水道を通行する船舶を見ながら,今にもこぼれる様な湿気を感じた。午前4時を少し回った時に来たお客さんを乗せて出港した。昨夜まで強めに吹いていた南寄りの風は収まったけど波は残っていた。一路南へ走り、ポイントで投錨し開始したときは日の出前であった。2時間くらいしてから雨が降り出し、潮の流れが緩いのか船は方向区々として定まらず、道具が入れにくかった。午前9時ころから大粒の雨が雷を伴ってきて降り出した。海水温と気温の関係からか海面付近に視界をぼかすほどになった。仰ぎ見見れば今にも雲が落ちてくるのではないだろうかと危惧するほどになり、お客さんは道具をしまったので、やわやわと寄港し港についたときはものすごい雷雨。ああこれで梅雨が明けたなあとカネヤマ気象台は判断した「他地区は知らないが」少年の頃から耳学問で雷が鳴ると梅雨が明けると習ったから。おもえば今年の梅雨は幸いなことに特記すべきことはなかった、さぁこれから夏本番です。陸上は高温やけど海の上はそうでもないです。よかったら、、、

梅雨に入った

今日6月14日梅雨に入った。

接触する2つの気団があって暖気団が優位な時は温暖前線、寒気団が優位な時は寒冷前線、勢力が等しいと停滞前線で、オホーツクの寒冷高気圧と太平洋の温暖高気圧との間に育成される。約1か月続きます。いや、空梅雨や中休みの時もありますが、、、梅の実が熟れるころにおこるから梅雨前線と言われています。体調に十分きおつけて過ごしてください。子供の頃に聞いた歌やけど 漁師殺すにゃ刃物がいらん 時化の3日も続きゃいい と聞いたけど、ほんとよねえ。雨だけではない北東の冷たい風が吹く日が多い。この風を山背の風と呼んでこの風の強い日に海難事故が多かった。陸上でも東北地方に冷害をもたらすのはこの風です。でも、これが終わらな夏が来ないもんねえ、、と、思っています。、、